今年の報恩講は例年より一週間遅れて11月16日、17日の2日間お勤めさせていただきました。両日とも晴天に恵まれ、お庭の紅葉が鮮やかな中、多くのご門徒の方々にご参拝いただきました。最後のお日中の法要のあと、婦人会の役員を中心にお作りいただきました小芋の「お汁」を参拝者一同でいただき「報恩・感謝」の気持ちを新たにいたしました。
2日間4席、竹橋 太 先生にお話をいただきました。親鸞聖人の六角堂での夢告、法然上人とのお出会いのお話を通じて、人は「感謝」「慚愧」の繰り返しの中で「ありがとう」「申し訳ございません」と頭が下がり、「念仏」申す身となるとお話をいただきました。
2日間延べ230名と多くの方々にご参拝いただき盛大にお勤めすることができました。改めて御礼申し上げます。また、お磨き、お掃除、お華立て、お汁の準備等、早くからご奉仕いただいた皆さんには、特に感謝申し上げます。
報恩講に先立ち、16日の朝9時、笠縫ふれあい講座の皆さん25名が最勝寺に立ち寄られ、最勝寺の歴史や行事についてお話をお聞きいただきました。
なお、報恩講の後の役員慰労会の席で、第3回目の鐘楼堂の改修について委員会を持ちました。見積もりを提出いただいた2社の内容について真摯な議論をいただき、改修に向け一歩前進いたしました。
写真は最勝寺庭園の樹齢400年の「どうだんつつじ」です。只今紅葉が見頃を迎えています。今年は天候の加減か、例年より紅くなるのが遅く、また赤みも少ないようですが、夕日に照らされると紅葉が増し、大変美しい姿を見せてくれています。