「聖徳太子・唯円ゆかりの地と高野山参拝」一泊の最勝寺研修旅行を実施しました

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7月10日から11日にかけて、25名のご門徒と一泊二日の研修旅行を実施しました。

初日は南大和の王子・達磨寺(聖徳太子ご旧跡)、明日香・橘寺(聖徳太子ご誕生の地)、下市・立興寺(歎異抄・唯円房墓所)を参拝し、それぞれの御寺院で説明や法話をいただきました。
立興寺様で「歎異抄を著された唯円房終焉の地が吉野」とお聞きし、今まで関東との認識があっただけに驚きました。
夜は吉野の山に囲まれたダム湖のほとり、湯森温泉「ホテル杉の湯」に宿泊しました。宴会は山の幸・海の幸の美味なご馳走に加え、カラオケ、ビンゴゲーム等大変盛り上がり懇親を深めることができました。

二日目はNHK大河ドラマ「真田丸」ゆかりの九度山町の「真田ミュージアム」を見学し、戦乱の世に生きた名将・真田幸村の波乱の生涯を偲びました。
高野山へ上り、宿坊「持明院」にて精進料理の昼食のあと、奥の院、七堂伽藍を見学参拝させていただきました。
弘法大師が「ものみな永遠の宇宙生命に生かされている」「密教の密とは仏地の出会い。全ての人間に悟りの可能性がある」と説かれた真言密教の聖地七堂伽藍。弘法大師が永遠に生き続け仏道修行をされ、その膝下に眠ると極楽往生できると信じられ、10万基を超える墓石が並ぶ深閑とした奥の院。身の引き締まる思いの中で、改めて全ての人々を救おうと言う仏教の教えの広さと深さを感じ、登る道は違っても最後にたどり着く所は「ほとけ」であることを思い知らされました。

梅雨時でお天気が心配されましたが、二日間とも晴天に恵まれました。研修旅行も今回で20回目となりました。真宗にご縁の深いご旧跡の参拝が中心でしたが、今回の高野山参拝は門徒である皆さんにとって今までとは一味違う意義深い旅行になったと思われます。旅行のお世話をして頂いた世話方の皆さん、同朋観光の永峯さん、本当にありがとうございました。

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